2020.12.18
補助具について(手帳取得後)
視覚障がい者手帳を取得したらどんなメリットがあるのかご存知ない方も多いかと思います。
今回は助成金のある補助具についてどんな種類があるのかをご紹介していきます。
補助具には大きく1.補装具2.日常生活用具の2種類に分けられています。
1.補装具
・義眼 *耐用年数2年
・眼鏡(矯正用、遮光用。コンタクトレンズ、弱視鏡) *耐用年数4年
・盲人安全つえ(白杖) *材質により耐用年数2~5年
・拡大鏡(手持ちルーペ) *耐用年数4年
※市町村によって補助は異なります。
2.日常生活用具 *耐用年数8年
拡大読書器や活字読み上げ装置、点字図書、盲人用時計、盲人用体温計(音声式)等があります。(市町村によって品目が異なります。)
これらの補助具は等級に関わらず基準額以内のものなら9割引きで購入できます。購入前には、補装具費支給申請書の提出による申請が必要です。
補装具交付の流れ
1.視覚障がい者手帳を取得する
2.利用者が市町村に交付を申請する(補装具費支給意見書と補装具費支給申請書の2点を事前に市町村で受け取る。補装具費支給意見書を病院に持ってきて指定医に記載を依頼する。)
3.市町村が種目・金額の支給を決定し必要な情報を提供する
4.利用者が業者と契約・購入する(全額支払い)
5.利用者が市町村に支払い請求をする(領収書と補装具費支給券を提出する。)
6.市町村から補装具費が支給される
このような流れで補助具を購入することができます。当院では必要書類を持参して頂ければ購入までサポートいたします。ご不明点などございましたらお気軽にお声がけ下さい。
次回は補装具について種別ごとに詳しく説明していきます。