今回は視覚補助具であるRETISSAをご紹介します
RETISSAは、超小型プロジェクタによって網膜に直接映像を投影するヘッドマウントディスプレイです
特徴
▷ カメラとの組み合わせによって、視覚支援や視覚の拡張が可能
▷ 網膜に直接投影されるため、ピント合わせの必要がない
▷ パソコン、スマートフォン、タブレットなどに接続し、動画や電子書籍などを網膜投影により閲覧することができる
▷ 軽量でシンプルなデザインのオリジナルフレーム
▷ マイクロUSB端子で充電、モバイルバッテリーも利用可能
▷ 近視・遠視・乱視などの屈折異常、老眼など調節衰弱があっても、眼鏡やコンタクトレンズのような矯正手段を使うことなく映像を見ることが出来る
▷ 色の再現性に優れている
▷ 1分間に読める文字数が増加し、よりスムーズな読書が可能
▷ より小さな文字が読めるようになり、読書視力の向上が期待できる
種類
①RETISSA Medical (医療機器)
▷ 眼鏡中央にカメラがついており、映像をプロジェクタに投影
▷ 白黒反転など見やすいコントラストに変更が可能
②RETISSA DisplayⅡ (民生用)
上記写真のようにスマートフォンやPCなどのデバイスを接続
デバイスの映像がプロジェクタに投影される
視力に応じてプロジェクタを左右で付け替えることが出来る
適応
・円錐角膜や角膜不正乱視によって既存の眼鏡またはコンタクトレンズを用いても十分な視力が得られない方
・角膜混濁によって視覚に対し問題を感じている方
・ロービジョンや網膜色素変性症の方
※医療機器に分類される「RETISSA Medical」は地域によって補助制度が異なりますので事前にご確認ください
ロービジョン外来でご相談頂ければ、トライアルを準備いたしますのでご相談ください