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学位取得の報告


当院眼科の社会人大学院生、峰いずみ先生が

12月に論文掲載 ~ 3月に学位取得となることが決定しました!

おめでとうございます!

大学院生の間に出産、子育てをしながら研究を継続してきたことが成果となったことはとても素晴らしく

後輩の女性の先生方にも大きな希望、また目標となりました。

学位論文は以下になります。

【Central visual field sensitivity with and without background light given to the non-tested fellow eye in glaucoma patients

緑内障患者におけるヘッドマウント型視野計imo®を用いた背景光の有無による視野感度変化

緑内障の診断や進行判定には、対側眼を遮蔽して行うハンフリー視野計が最も汎用されています。

2015年に日本から発売されたヘッドマウント型視野計imo®は、左右に独立した光学系を搭載しており

検査眼の対側眼の背景光の有無を選択できるようになりました。

今回我々はimo®を用いて、緑内障患者における対側眼の背景光有無での中心視野感度を比較しました。

緑内障患者51例102眼を対象とし、緑内障進行度に応じてそれぞれBetter Eye (51眼)、Worse Eye (51眼)に

分類しました。

imo®で測定した中心窩を含む中心5点の視野感度平均値を、背景光有無の条件下で比較すると、Worse Eyeに

おいて対側眼の背景光がある方が背景光がない場合に比べ中心視野感度が有意に高い結果となりました。

さらにBetter Eye、Worse Eye各々を、視野感度の高感度群と低感度群の2群に分けて評価したところ

Worse Eyeでは低感度群の方が高感度群より値の差が大きくなりました。

現在の臨床現場では対側眼遮閉による視野検査が最も普及していますが、検査結果の解釈には、日常生活とは

異なった条件での測定結果であることに注意する必要があります。imo®で可能となった対側眼の背景光あり

での単眼視野検査は、緑内障患者の日常生活に近い視野を評価するのに役立つ可能性があると考えられました。

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